ハリケーンと大学出願締め切り
2012-10-31
東部アメリカを襲ったハリケーン・サンディーは、ニューヨークなどを中心とした都市部にも大きな被害を与えました。ニューヨーク市内の地下鉄が3日間も泊まっている。
マンハッタンはここ数日、ひっそりとしています。
ニュージャージーやロングアイランドなどでは、今だに停電のところも。
夜は冷え込むこの時期に、電気が無い生活、大変なことでしょう。
一日も早い復旧を祈るばかりです。
このハリケーンは、大学出願プロセスにも大きく影響しているのです。
明日11月1日は、多くのアイヴィーリーグ、ナショナルリベラルアーツカレッジなど、競争率の高い有名大学のアーリアクション・アーリーディシジョンの締切日でもあるのです。
アーリーアクション(Early Action)、アーリーディシジョン (Early Decision)で出願すると、その大学から早めに合否結果がおります。大学が特に進学したい大学などの場合には、アーリーアクションで出願すると、スカラーシップなど少し有利に働くこともあります。
ところがこのハリケーンです。
締切を数日前にして、ちょうどアプリケーションの作成にとりかかっていた学生もいるでしょう。
学生自身がこのハリーケーンの影響で非難せざるを得なかった場合、
また大学自体が東部にあって、ハリケーンの被害にあい、今や主流のオンラインアプリケーションのシステムがのきなみダウンという状態も今も見られます。
多くの大学は、今回の災害を考慮し、理解できる理由があれば、アーリーアクションの日にちが多少すぎても、書類を受け取ると発表しています。
以下のウエブサイトでは、すでに大学の意向を発表している大学の名前が掲載されています:
http://www.examiner.com/article/colleges-postpone-early-deadlines-face-of-hurricane-sandy
ハリケーンで郵便事情もかなり乱れていると予想されますので、もし11月1日までに届かなければいけなかった書類が、数日遅れたとしても大学は問題なく受け付けてくれるはずと私は考えます。
大学のシステムがダウンしているからといって、出願をあきらめたりせずに、数日時間を置いたうえで出願をしてみてください。
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